生徒同士が話す場面を設けるスピーキングテストを実際にやって思ったことは、段階的に行うべきだということ。
1.自分のことは話せるのか。
2.家族やお世話になっている先生のことなどを話せるのか。
3.写真の描写(比較、何がある、何をしている、どうしようとしている、どう感じていると思う・・など)はできるだろうか。
4.自分の意見を伝えることはできるのか。
5.ほかの人の話を伝達することはできるのか。
6.自分の意見と相手の意見をぶつけ、すりよせながら結論を導きだすことはできるのか。
いきなり6番のテストをやったところで、1、2、3もできない生徒であれば、同調するだけ(またはそう見せるだけ)で精一杯だ。相手が何を言っているのかさえ分かってないで試験に臨んでいるケースも考えられる。だから、1、2、3、4、5とクリアした生徒同士が6番に臨むべきで、そうでない生徒と組ませることは力をはかるという点からは望ましくないように思う。段階的に、テストを実施することで生徒同士が話す場面をよりよくみてあげられる気がする。
北研 北海道
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